読書

『キャラの思考法』買った冒頭読んだ報告

大衆文化・サブカルチャーをテーマないしサブテーマに扱う卒研が増えてきているなかで、「キャラクター」、「キャラ」という概念は抑える必要のある要素だと思うのです。伊藤剛、大塚英志といった論者がそれらについて語っているものの、「オタク」的とされ…

日記 歴史について一段落

大学とは何か (岩波新書)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/07/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 142回この商品を含むブログ (50件) を見る本の結論がこうだったよ、とか書くつもりはないです。どちらかというと何のための読書だった…

ポール・ヴィリリオ『戦争と映画』 Ⅴ 映画館「フェルン・アンドラ」 レジュメ

ポール・ヴィリリオ『戦争と映画』のⅤ章「映画館「フェルン・アンドラ」」(p.177-204)の輪読用レジュメを作ったので、せっかくなのでUP。 映画が戦争の道具となるまで ●映画業界のようす ・1916年アメリカ参戦後のハリウッドでは、毎週のように映画スタジオ…

「オタク」史に見る映像メディアと視覚の変容 〜岡田斗司夫『オタク学入門』より〜

グローバル・コミュニケーション特論(担当:高岡智子)でポール・ヴィリリオの『戦争と映画』を輪読してるんですけど、これがテクノロジーやメディアが人間の知覚を変容させる、みたいな話なんですね。 戦争と映画―知覚の兵站術 (平凡社ライブラリー)作者: …

ジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』、或いは加速主義的な知的態度批判

最近教養が足りないことを自覚する機会があまりにも多くて、学部時代の自分を呪いたくなります。教養の源泉はどこだろうかと考えた時に、たちまち思いつくのは本です。はてなブックマークで「大学生 本」などと調べれば以下のようなページが平然として4桁の…