日記 2014年9月15日

生まれて初めて浜松祭りに使われるあのラッパを吹いた。
穴、ボタン等の機構は一切無くて、倍音しか出ないからド・ミ・ソみたいな間隔で音が出せる。

浜松祭りでおなじみのこのラッパのメロディは楽器の構造上の制約によるものだったのだ。
なーるほどーと思った。
祭りのラッパ隊の他には、消防局や自衛隊の人々が使うらしい。
最近では、サバゲーの突撃時に吹くためのラッパを探すお客さんも来るらしい。

ボクは管楽器経験者だ。高校時代に吹奏楽部の助っ人をしたこともある。
だから、こんな小さいラッパなんて楽勝だと思ってた。

そんなことは無かった。

だって、穴もボタンも無いんだよ。全てが息の量と角度で決まるんだよ。メチャムズだよ。
大学の通学路でたまに地山組がラッパ隊の練習をしていて、ちょっと音程が狂うと
「もうちょいマシに吹けよ〜」なんて思ってたけど、マジゴメンナサイ。マジリスペクト。

まさか楽器演奏者としてのリスペクトを捧げることになろうとは…いやはや。
良い経験でした。良さ、良さです。本日の良さでした。